足三里のツボの話

昭和初期の医学誌「皇漢医界」を読むと、江戸時代の長寿伝説が掲載されていた。

百姓の万平は243歳、妻のたくは242歳、せがれの万吉は196歳、だという。将軍からその長寿の秘訣尋ねられ、万平は「別に深き養生法も仕らず、代々毎日、両足の三里に灸治仕り候」と答えたという。

その後、ある歴史家が万平一族を調べて、200歳を超える長寿は嘘である事が分かったらしい。(当たり前である。)
が、その真似をしたのか、毎日足三里に灸を60年以上も据え続け、108歳の長寿を全うした医師が福岡にいたことは事実である。

自分でも「足三里」を押してみよう、と思います。

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