男と女の間で不妊治療の真剣さのずれ

私は結婚したのが30歳で、夫も同い年でした。本当は30歳になる前に1人は子どもを産みたいと思っていたので、結婚するのが遅かったと言えば遅かったです。それなら、できるだけ早いとこ妊娠して子どもを産みたいと思いました。結婚すれば、子どもはすぐできると思っていました。

今まで生理も順調だし生理痛もないし、自分には何のトラブルもないと思っていましたし、子どもができないわけがないと思っていました。そう思いつつも、不妊治療をしている友達の話もちらほら聞くようになり、自分たちもそういう歳なんだな、と感じるようになりました。実際、子どもができないわけがないと思っていたものの、そんな保証もないわけで、一度本当に検査してみたほうがいいのかもしれない、と思い始めたのが、32歳のときでした。

もし不妊の可能性があるなら、治療は早いに越したことはないからです。気づくのが遅くなって手遅れになっても困るからです。そう夫に相談したけれど、あまり危機感がないようでした。やはり女と男では年齢のことも体のことも、真剣さが違うんだと思い知らされました。結局子どもができたのは33歳のときでした。

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