生理痛を見過ごしていたら、不妊治療が長引いたわたし

わたしが妊娠するまでに、実に8年という年月がかかりました。もちろんその間に、不妊治療も受けました。人工授精もトライすること10回。それでも妊娠できず、本当に不安でいっぱいの8年間でした。

フーナー検査や子宮卵管造影など、痛みをともなうものも多く、1年、2年と経つうちに、何度もくじけそうになりました。あの頃のことは思い出すだけで胸が苦しくなってしまいます。

そんなある日、生理が終わったと同時に、かつて体験したことのない痛みに襲われました。もともと生理痛はひどいほうでしたが、あきらかに異常と思われる痛みに、思わず病院に駆け込みました。結果は卵巣嚢腫。すぐに手術が必要と言われて入院。長年苦しめられていたのは、この卵巣嚢腫のためだったのです。

しかし、なぜ不妊治療の段階で発覚しなかったのか? 今でも不思議でなりません。そして、術後。なんと自然妊娠で娘を授かりました。この体験で思ったことは、とにかく生理痛があって、不妊のかたは、不妊と言わずに生理痛の治療を行うほうが早道だと思います。重い生理痛は、きっと妊娠をさまたげるものがあるはず。今不妊で苦しんでいるかた、どうか参考になればと思います。

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