生理痛よりきつい不妊治療

生理痛がはじまったのはいつからだっただろう?生理がはじまってからすぐではなかった気がする。私は生理が始まるのは遅かった。だから、生理痛で苦しむ友人を気の毒に思う日々は長く、ちょっと憧れてもいたのを覚えている。

成人したころから、始まった生理痛は憧れていた自分の馬鹿さ加減を痛感するものだった。なんとか生理痛に慣れて、自分なりの対処ができるようになったころ、結婚した。できちゃった結婚はやだねって、能天気に結婚したのは26歳。だけど、何年しても子供ができる気配がない。なのに、夫は能天気なのか、現実を見たくないのか。なかなか話がすすまない。不妊治療の前の検査は男もやらないと意味が半減どころか、単なる自己満足になってしまう。それを理解させるのが一苦労。自分にも原因があるとは思いたくないのか、夫は拒否る。切れた私に恐れをなしたのか、一緒に病院へ。

結果は夫も要治療。元気のない精子。私も要治療。でも、なんとか子供が生まれ、結果よければですが。自分も含め、子供は簡単にできると考えていたことに恥ずかしさを感じるばかり。生まれた子は科学の子だなって夫婦で話しています。かわいくてかわいくてたまりません。

コメント


認証コード6621

コメントは管理者の承認後に表示されます。