積極的に治すためのQ&A③


Q:久しぶりにスキーに行ったら、翌日全身がむち打ち症のようになってしまいました。これはむち打ち症なのでしょうか?ただの筋肉痛なのでしょうか?

A:むち打ち症の原因は交通事故だけ、とは限りません。スキーのようなレジャースポーツでも転倒などにより、むち打ち症になることもあります。不安に感じた場合には、専門家にみてもらう事をお薦めします。

Q:むち打ち症になって以来、お酒を飲むと気持ちが悪くなり、ひどい頭痛に悩まされるようになってしまいました。こういうことは症状としてあり得るのでしょうか?

A:まず受傷直後の飲酒は控えるべきでしょう。飲まれる量にもよると思いますが、その後体調が安定してくれば、また飲酒を再開されても構いませんが、その際にも、担当の先生と相談される事をお勧めします。

Q:むち打ち症で通院中ですが、痛みが随分良くなって来ているのですが、このまま通院していても良いのでしょうか?そもそも、むち打ち症というものは、いったいどのタイミングが「完治した」という状態なのでしょうか?

A:まず、患者以外の人が客観的にとらえることのできる症状が無くなり、日常生活に支障のない状態にまで回復している状態です。しばしば、患者さん自身が自分が治ったのかどうかを判断できなくなる場合がありますが、通院を止めるに際しても、自分勝手な判断を止めて、治療家の先生に相談してみると良いと思います。

参照文献:
「むち打ち症を治すための8つの鍵」柳澤正和(一般社団法人 むち打ち治療協会 代表理事) 著

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