自動車保険に関するQ&A③


Q:交通事故の被害者が請求する事を忘れてしまいがちな保険内容には、どのようなものがありますか?

A:つい、請求し忘れてしまいがちなものには、塔乗車傷害保険、労災保険など、です。塔乗車傷害保険は自分の保険会社の担当者に、労災保険は会社の人事部、労働基準監督署に請求してください。

Q:交通事故に遭ってしまいましたが、加害者が強制保険であるはずの「自賠責保険」に加入していませんでした。私の損害賠償はどうなってしまうのでしょうか?

A:無保険者にひき逃げされたような場合、自分の任意保険会社から保障される場合もあります。保険内容を確認してみて下さい。

Q:ひき逃げされてしまい、加害者が全く分かりません。どうしたら良いのでしょうか?

A:加害車両に、有効な自賠責保険の契約が終結されていなかったり、事故前に自賠責保険等の期限が切れていたような場合の事故を「無保険事故」といいます。こうした「無保険事故」や「ひき逃げ事故」のように加害者側の保険が使用できない場合の救済措置として、政府の保障制度があります。健康保険または労災保険などの他の社会保険の給付や損害補償責任者の支払いによってもなお損害が残る場合に、政府(国土交通省)が最終的な救済措置として損害をてん補する制度です。

参照文献:
「むち打ち症を治すための8つの鍵」柳澤正和(一般社団法人 むち打ち治療協会 代表理事) 著

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