秋の味覚-いちじく



今日は、数ある秋の果物のなかからトップバッターとして、
いちじくをとりあげてみましょう。

整骨院の近くの店で「いちじくロール」というケーキを扱っている店があり、季節限定商品ですが、毎年食べるのを楽しみにしています。とても美味しいです。

いちじくは漢字では「無花果」と書きます。
実の中に花があって外から見えないため、花が無いくだもの、と書くんですね。
中のプチプチしたところ、あれが花なんですよ。
「イチジク」というのは1日に1つずつ熟す、というところからきました。
なるほど、どんどん実がついて大きくなっていきます。

クワ科の落葉高木で、冬が近づくと大きな葉がバラバラと落ちて丸裸になります。
原産はアラビア南部で、紀元前3000年頃にはもう栽培されていたそうです。
旧約聖書にも登場しますよ。
アダムとイブが裸を隠すのに使ったのがイチジクの葉ですから。
アラビアからペルシャを経由して清に伝わり、日本には17世紀頃
長崎に伝わってきました。

イチジクは古来より不老長寿の果物と言われてきただけに、とても栄養価が高い果物です。
実だけでなく、葉や根にも薬効があるんですよ。

実には食物繊維が多く、腸の働きを活発にしてくれるので、
便秘症の方には良いですが、必ずよく熟したものを選んでくださいね。

他にもビタミンB1群、C、鉄分やカルシウムなどのミネラルもバランスよく含まれています。

切り口からにじみ出る白い汁にはたんぱく質分解酵素のフィシンがあり、
これは実だけでなく、茎、葉などからも出るのですが、
消化作用を促進し、また二日酔いの改善にも効果があります。

また、血糖値を下げる作用があるのがわかっていますし、
血圧降下や抗ガン作用、免疫力を高める作用もあるんです。
生活習慣病が気になる方にはもってこいの果物ですね!

また、ノドの痛みを抑えたり、咳を鎮めると作用や、美肌効果も期待できます。

そういえば、子どもの頃にイチジク浣腸のお世話になったことがある方も
多いかもしれませんが、形がイチジクに似ているだけでなく、
便秘を解消する働きがあるところからも来ているのかもしれませんね!



さて、漢方的に見ていきましょう。
性質は平、潤作用があります。
臓腑では、肺、脾、胃、大腸に入ります。
東洋医学的な効能としては、
健脾益脾、つまり胃腸を丈夫にすること。
潤肺止咳、肺を潤して咳を止めます。
解毒消腫、炎症をおさめ、そのためのむくみも解消します。

平性ということから、さまざまな体質の方に向く食品です。
とくに、高血圧や糖尿病の方、陰虚の方に適しています。
ただし、食べ過ぎると腸が冷えますから気をつけてくださいね。
美味しいからって、山盛に食べてはいけません。

お庭に無花果の木がある方は、葉も利用してはいかがでしょう。
洗ってから天日で干し、刻んでお風呂に入れると、神経痛やイボ、痔に効きます。
すりつぶして塗ると帯状疱疹にも効果があるんだそうですよ。

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