【不妊とカウンセリング】不安



生きていればまったくゼロにはならない”ストレス”と、どうつきあっていくか?
これはベビ待ち中に限らず、誰にとっても難しい課題ですよね。

まるでアクシデントのような、突然降りかかってくる大きな問題は避けようがない
ですし、例えば過労が続いて心身ともにダウンという状況に陥ったのであれば、
単なるストレスというよりは、人生における重大事件として対処しなければいけません。

ですが、そこまで緊迫していないまでも、なんとなく心が晴れず、
ゆっくりゆっくり気力がそがれていくようなことって、日常茶飯事的にありますね。
小さなストレスも積み重なると、気づいたときには身動きが取れなくなってしまう
ような深刻な事態になってしまうことだってあるのです。

あなたの心、そして肉体を徐々に蝕んでいき、やがてあなたを飲み込んでしまうのが、
「不安」という精神状態です。

不安というのは、「どうなるかと心配して、おちつかないようす」と国語辞典に
あります。
今目の前にある事象から将来を類推して、(たいてい)あれこれよからぬことを
想像して、それで凹んでしまうのですね。

とくに、不妊治療というのは赤ちゃんを授かることが目的、
つまり妊娠できるかできないか、という”オール・オア・ナッシング”の悩みに
なりがちです。
だから余計に身動きが取れなくなってしまうのです。


では、実際に妊活中の方がどんなことを不安に感じているのでしょうか?

1.不妊治療について
治療を始める → どんな治療かな? 痛いのかな? うまくいかなかったどうしよう!?

2.年齢について
今○○歳 → やっぱり若いほうがいいのかな? もう遅い? どんどんトシをとってしまう!

3.経済的な問題
治療にはお金がかかる →  どれだけ? 貯金で足りる? 蓄えがないと将来どうなる?

4.仕事について
仕事は辞められない → 夫の協力が得られないかも? ちゃんと治療に通えるのか?

5.パートナーとの関係について
十分話し合いができていない → 意識のズレがあるみたい・・・ わかってくれないかも? 

6.周囲との関係について
妊娠を期待されている → 周りで次々子どもが生まれる 両親や親戚に何を言われるか・・・

7.長引く不妊について
長期間の妊活 → このまま一生授からないのかも? いつ辞めたらいいの?

このように、さまざまなことを考えすぎてしまい、頭がいっぱいになってしまいます。
こと不妊治療に関してはなかなか相談する相手もいず、孤立してしまうこと多いので
自分のなかで不安はどんどん大きくなってしまいます。

あなたの両肩に大きな荷物が乗っかっていることに、まずは気づいてください。

一人で背負っていては苦しいばかりですよね。
どうか、その荷物を一緒に背負って負担を軽減してくれる、
できればその荷物を下ろすのを手伝ってくれる人を探してください。

心を許して相談できる相手がみつかりますように。

すぐ近くのお友達でみつかればいいのですが、それが難しい場合は、
カウンセラーのサポートが得られるクリニックもありますね。
私も、妊活アドバイザーとして、不安で身動きが取れなくなっている方のお役に立てるように、出来るだけ協力して、あなたがた夫婦が子宝に恵まれるよう、心から願っています。

頑張っているあなたの心が少しでも軽くなりますように。

あなたの妊活を応援します!

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