【経絡ヨガ】心の落ち着きを取り戻す心包経のポーズ



さて今回は前回の『自律神経を調える任脈と督脈のポーズ』で紹介した
ネコのポーズをアレンジして、心包経(しんぽうけい)にアプローチしていくポーズをご紹介します。

心包経は胸の中心から始まります。
下ってお臍、下腹部に行くルート、上って脇の下に行くルートがあります。
脇の下からは腕の内側(柔らかい部分の中央)→手首内側の中央→
手のひらの中央→中指に至ります。

心包とは聞きなれない言葉ですが、心臓を助ける働きをしているところと
考えていただけばいいでしょう。
この経絡の流れが滞ってしまうと、心臓部が痛んだり動悸が起ったりします。
また胸のつかえや苦しさ、脇の下の腫れ、腕のしびれ、手のひらのほてりなどを感じることもあり、精神面では不安定になりがちです。
ドキドキして落ち着きがなくなってしまったり、人知れず恐怖感に襲われたり・・・ 



焦るような出来事があり頭の中が真っ白になるなど、
どうにも平常心が取り戻せない事は誰にでもある経験かもしれません。
そんな状態のときは身体(からだ)を動かし、この気脈の流れを調えるのが一番です。
心身共に落ち着つきを取り戻しましょう。

<心の落ち着きを取り戻す心包経のポーズ>
1・四つん這いになりネコのポーズを取ります。
2・手のひらを外側に180度回転させ両方の指先が膝の方向に向くようにします。
3・ネコのポーズの要領で深く息を吐きながら背中を丸め、吸いながら背中を反らします。
※手首に痛みを感じる方は腰を落とし、手首にかかる負荷を軽減します。

いかがでしたか?
常に深い呼吸を意識しながら行うことで、より良い効果が得られます。

あなたの妊活を応援します!

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