【食養生】砂糖


さて、今日はお砂糖についてお話ししたいと思います。
東洋医学では、お砂糖は「陰性の食べ物」といいます。
「陰性の食べ物」は「身体を冷やす」と言われますが、
「なぜ砂糖は身体を冷やすのかな?」という疑問から調べてみました。

私達が日常よく使うのが、白砂糖。精製された真っ白の砂糖です。
その他、三温糖、黒砂糖はよく目にする食品ですね。
三温糖は上白糖より純度が低いため薄茶色をしています。
風味が独特でお菓子などに使われますね。
黒砂糖は、サトウキビをそのまま絞って煮詰めたものです。
精製されていないので、ミネラル・ビタミンなどが含まれています。
糖度の割には甘く感じます。風味も独特なものがありますね。

砂糖の原料は、サトウキビを原料としたもの、砂糖大根(てんさい)を原料にしたもの、
楓からできているメープルシロップなどがあります。
サトウキビは熱帯である地域で栽培されています。
砂糖大根(てんさい)や楓は寒い地域で栽培されています。
なので、熱帯で栽培されたサトウキビを原料にされている砂糖は身体を冷やす食べ物といえますね。
そういう意味では、砂糖大根から出来た砂糖かメープルシロップを食べるほうが身体を温めてくれます。

白砂糖の主な成分はショ糖。これは二糖類といってこのままでは身体に取り込まれません。
なので単糖である果糖やブドウ糖の形にしてから栄養素として使用されます。
この二糖類から単糖に分解するときに、ピルビン酸を生成します。
この酸は血液を酸性に傾けます。酸性症になるとカルシウムが身体から抜けだしてしまいます。
また、ピルビン酸代謝でビタミンB1を消費します。
白砂糖には、ショ糖以外のミネラルやビタミンがほとんどありません。
なのでショ糖を分解するときには、身体の中に蓄えてあったカルシウムとビタミンを消費しなければなりません。
ショ糖はカロリーがあるのに栄養がない、という悪循環にはまってしまします。

糖をとりすぎると、赤血球の細胞膜を弱め赤血球の変態能を弱くします。
赤血球の膜は弾力がほどよくないと、毛細血管先の先の細い所をうまく通り抜けられませんし壊れやすくなります。
また、血小板を凝縮しやすくするので血液が流れにくくなるんです。白血球の粘度も増してしまします。
こうして血液の質がわるくなれば血流が悪くなりますね。

また、白砂糖をたくさん取ると手足の指先が冷たく感じます。
これは、指先の毛細血管で動脈と静脈のつなぎ目までしっかり血液が流れなくなるからです。
その手前の動静脈吻合で近回りして戻るようになるんですね。
真冬にはこの機能が働いて熱が逃げないようにします。
夏は反対に、余分な熱を発散するために抹消血管が開いて熱を逃がすのです。
この調整がうまくいかなくなり、いつも手足の先が冷たい状態がおこります。

血液自体に問題が起こることと、その血管を調整する機能に問題が起こること。
さまざまなトラブルにより冷えが起こるんですね。
赤血球が壊れると酸素も運ばれなくなります。
血行が悪くなるということは、子宮や卵巣にも影響があることは想像がつきますね。

砂糖についてはその害はいろいろあげられていますが、
今回は「冷える」ということにポイントをおいて調べてみました。
どんなものでも取り過ぎはよくないのは当たり前です。
ただ、砂糖は他の食品に比べて「中毒性」が強いことがあります。
皆さん、太るからと「炭水化物」は控えても、なかなか「甘いもの」は止めれません。
これも、「中毒性」の現れではないでしょうか?

高血糖の状態での卵の害もあげられています。
受精卵が胚盤胞まで育ちにくくなる、といわれているならば
できるだけ高血糖の状態にはしたくない!という気持ちが妊活女性なら起こりますよね。
油断すると、砂糖はなんにでも入っています。
外でなんでも買えて、24時間購入できるこの便利な時代であるからこその落とし穴。

砂糖が一般に広まったのは、明治時代と言われています。
私たちのおじいちゃんおばあちゃんの世代ぐらいから多く消費されるようになった食品です。
つまり、それ以前は「無くても良いもの」だったんです。

初めて日本に来たのは奈良時代。そのときはお薬として使われたそうです。
なんでもその量が大事ということですね。

私自身、ストレスを回避するために甘いものばかり食べていた時があります。
血液検査の結果、ヘモグロビンA1cHAが基準を超えてしまったことがあります。
糖尿病の予備軍というわけです。
こういう経験もふまえて、「人は簡単に高血糖の状態にすることができるんだな。」
という危険を提唱したいです。

砂糖中毒から抜け出るチャレンジ!頑張っていきましょうね♪

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