【男性不妊】海水浴で冷やしすぎるのも要注意!

今年はまだ暑くないなぁ、と思ってましたが、やはり暑くなってきました。気象庁が「熱中症警戒アラート」を出しましたが、ここ金沢も、熱中症のリスクが「高」なので、気を付けなければなりません。こまめに水分補給をし、エアコン、扇風機、などを上手く利用して、暑い夏を乗り切りましょう。

今回のメルマガでは、パートナーであるご主人について、少し書いてみたいと思います。

次回のメルマガは、お盆休みに届きますが、

ご先祖様のお墓参りに行かれる方、
帰省されたり海外旅行に行かれる方、
ご自宅でゆっくり過ごされる方、
いつも通りの生活をされる方、
などなど、お盆の過ごし方は色々かと思いますが、
リフレッシュしてくださいね。

夏!といえば、何が思い浮かびますか?

スイカ!
プール!
夏休み!
海外旅行!
虫取り!
ラジオ体操!
キャンプファイヤー!!
などなどありますが
夏といえば、海!もありますよね。

お盆休みで海水浴やサーフィン、スキューバダイビングなどを
楽しみに行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

すごく気持ちが良いですよね。

ただ、不妊治療や妊活中のみなさんには
海水浴も注意が必要です。

女性に冷えは大敵!
というのは、妊活中の皆さんならご存知だと思います。

また、
男性は温めすぎに要注意!
これも、妊活中の方ならご存知の方も多いと思います。

精子を作る細胞が、とにかく高熱に弱いため、
サウナや真夏のブリーフ、ノートパソコンの膝乗せなどは
注意が必要ということです。

では、「男性は海水浴で冷えても全然問題ない!」のでしょうか?
いえ、決してそういう訳ではありません。

精子を作る細胞にとっては悪くないかも知れませんが
海に長時間入っていると足腰を冷やし、
東洋医学的に腎臓を弱らせてしまいます。

腎臓といえば、東洋医学的には、生命力、生殖力を担当している臓器です。

つまり、長時間海水浴などで足腰を冷やしてしまうと
腎臓が弱り、結果的に、生殖力にも影響を与えてしまいかねない
ということです。

実際、東洋医学的な男性不妊の原因は全て腎臓の弱りから来ている事も少なくありません。この分野なら、当院の治療もお役に立てます!

ですので、男性は冷やさないようにするためではなく
腎臓を弱らせないために、長時間の海水浴は注意が必要ということです。

とはいえ、
東洋医学的には、海水には陽気も含まれていると考えますし、
海水浴には、ほぼもれなく日光浴もついてきます。

日光浴は、三焦の力を助けるのに非常に有効です。
つまり、命の火の力を助けてくれるのです。

ということは、
適度な海水浴(+日光浴)は妊活の助けになるとも
考えられなくはないということです。
(女性の冷えは絶対NGですし、大切な時期は積極的に回避すべきですが。)

ちなみに、最古の医学書で、東洋医学的な治療の基本となっている
『黄帝内経素問』という古典には

「夏日で大暑にやられて汗がたくさん出て皮膚がゆるんでいる時に、
夏の冷たい水を浴びると、冷えの邪気が皮膚の内側に入り込んでしまいます。
そのままの状態で、秋になって秋風にあたると、それが発病します。」

と記されています。

秋になり体調を崩したりするのは、夏の不摂生からくることがある
ということです。

妊活中は、自分自身の体調管理がとても大切です。
健康状態がそのまま卵子や精子に影響するということは
少なからずあります。

そのためにも、普段の節制や養生はとても大切なんです。

ですので
海水浴のままの流れで花火をして、寝ずにキャンプファイヤーも
楽しいですが
海水浴で楽しんだ後は、
しっかり身体を温めて冷えのケアと、疲れの回復に努めてくださいね。

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