【季節の養生法】秋の妊活はじめませんか?

季節も深まり、朝晩は涼しくなってきました。日中はまだまだ暑いですが、もうしばらくすると、本格的に秋がやって来るでしょう。

それで、今回のメルマガは秋の養生法についてお届けします。当初は男性不妊の「不射精」についての説明にしようと思っていたのですが、本格的な秋の前に、こちらをお届けします。

季節に合った生活をすることで、心身ともに元気になります。
自然のリズムに合わせた妊活で妊娠力をアップしませんか?
日本ではるか昔から受け継がれてきた東洋医学の知恵を、
ぜひ秋の妊活にお役立てくださいね♪

秋の期間は東洋医学では “容平(ようへい)”といって、
ものの形が定まる季節とされています。
“実りの秋”と言われることも多いですよね(^^)

容平のそれぞれの漢字の意味を調べてみました。

容:いれる。中に物を入れる。かたち。すがた。かたちづくる。
  すがたを整える。ゆるす。受け入れる。ゆとりがあるさま。

平:たいらか。穏やか。やさしい。起伏がないさま。ふだん。何もない普通のとき。

容平の漢字の意味からも想像できるように、
秋には心を落ち着かせて、ゆったりとした気持ちでいることが大切です。

あれもこれもと欲張らず、できなかったことは悔やまないで
過ぎてしまったことは仕方がないと思って気にしないようにしましょう。
それが心を穏やかに保つためのコツですよ(^_^)

そして、秋は早寝早起きの生活リズムを保てるように心がけましょう。
これはどの季節でも言えることですが、
とくに秋を快適に過ごすためには大事なことです。

また、秋の期間は空気が引き締まって澄んでくるように、
すべてのものが収斂(しゅうれん:引き締まる)してきます。

そのため、空気がだんだん冷えてくるので冷えには要注意です。
日中、汗をかいたらすぐにふいて冷えないように気をつけましょう!
冷えや乾燥などが原因で、風邪を引きやすくなるのがこの時期。
手洗いうがいで風邪予防を怠らないようにしてくださいね。

東洋医学的にいうと、秋は五臓六腑の中の”肺”と関係しています。
妊娠力と関係するのは、腎臓のパワーですが、
実は、この腎臓のパワーは肺によって生み出されるという関係があるんです。

ですので、秋に身体を冷やしたり、不摂生をして体調を崩してしまい、
肺が弱ると一緒に腎臓(妊娠力)も弱ってしまいます。

ということは、秋の季節を元気に過ごすことも、
妊活にとっては大事なことなのです!

ちなみに、秋に無理をして体調を崩すと、冬に下痢しやすくなります。
腎臓(妊娠力)と関係する冬の季節を元気に過ごすためにも
秋の養生が鍵となるのですよ~!

また、秋と言えば、”食欲の秋”というくらい、
秋は美味しいものの誘惑がいっぱいです。
気をつけていても、ついつい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。

もし、食べ過ぎてしまったら、
しばらくは粗食にして、消化に負担のない食事で胃腸を労ってあげましょうね。
胃腸が疲れると免疫力も下がるので、胃腸にやさしい食生活で
これから増えてくる病気の原因となる様々なウイルスなどの外敵から身を守りましょうね!

さらに、東洋医学の陰陽という考え方では、
春夏秋冬の春夏は陽、秋冬は陰の季節にあたります。

ですので何事もアクティブに発散するのではなく、
どちらかというとひかえめに温存するよう、意識しましょうね。

厳しい冬に向けて体力を温存しておくイメージですね(^^)

このような秋に適した生活ができると、
生命力が高まり、妊娠力が上がるだけでなく、
心も安らかになり、長生きできるといわれています。

これから一生、身体のために続けていけることというのも
季節の養生法の魅力ですね(^-^)

秋に合った養生で秋の妊活を快適に過ごしましょう。

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