不妊治療中の生理痛は心にも痛い

自分が子供のころから子供が好きで、昔からいつか自分も子供をごく自然に授かるものだと思ってた。結婚とか妊娠出産とかは、食べたり眠ったりするのと同じくらい自然の営みで、特に努力をして成し遂げるものではないと思ってた。ところがモテない女の本領を20代中発揮して、結婚できたのは三十路も半ば近く。さあようやっと待望の赤ちゃんを、と思って初めて不安がよぎった。もう若くはない自分、無事授かって産むことができるのだろうか?年齢的にあまり時間も無駄にはできないので、まだ新婚と呼べる時期に産婦人科の扉を叩いた。

結果は、「グレー」。排卵していないわけではないが、順調に卵が育つことなく流れている可能性もある、と。予想もしていなかった不妊治療が始まった。初めは落ち込んだが、絶対に授からないわけじゃないと前向きに考えようとした。だけど、経済的な問題に加えて生理痛が来ると体の痛み以上に「今月もダメだった」と心が焦り、どんどん追い込まれてしまう。主人と相談し、少し休んでまたトライすることに。すると、半年後に自然に妊娠!お医者さんに「気持ちにゆとりができたのがよかったのかもね」と言われ、ナットク。気持ちは大事だ。

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