発生の早い時期(胎生9~10週)に、卵巣に入った原始生殖細胞が分裂して数を増やす(約1000個)。これを卵細胞の祖先という意味で卵祖細胞という。これから卵母細胞(直径20μm)が生じ、続いてできた卵細胞(直径約200μm)は周囲を卵胞上皮細胞に包まれ、卵胞を形成する。卵胞は、成熟して多くの卵胞上皮細胞に包まれ、中に卵胞液を含む直径2cmもの大きな成熟卵胞となる。やがて、卵胞は破裂して腹腔内へ飛び出す。これが排卵である。
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