2人目不妊の原因



【2人目不妊コーナー】の第2回です。
前回は2人目未妊の独特の悩み・プレッシャー・環境について紹介しました。

今回は2人目不妊の原因を西洋医学的、そして東洋医学的に紹介しますね。

■西洋医学における2人目未妊の原因とは・・・。
1、年齢的な要因(加齢)
2、1人目のお子さんの妊娠・出産時のトラブル
3、夫婦生活の回数減少
4、ストレス
などが挙げられています。

1、加齢
 年齢の要素は、お一人目の妊娠・出産時と比べる大きな違いがあります。

 加齢は”卵子の質の低下”、”子宮・卵巣の機能の不調”、”ホルモンバランスの乱れ”などを 招く要因となり、不妊状態につながります。
 また、流産の可能性も上がると言われています。

2、第1子の妊娠・出産時のトラブル
 前回の妊娠・出産時になんらかのトラブルがあることで、
 お2人目のお子さんを妊娠しにくくなります。

 例えば、【出産時の大量出血】。
 一説には、700cc以上の出血が2人目不妊に影響すると言われています。

 また【帝王切開】や【産褥熱】なども2人目不妊の要素になり得るという情報があります。
 ちなみに、「1人目の産後の骨盤矯正をしておかないと、2人目不妊になる」なんてことはありませんので。デタラメです。

3、夫婦生活の減少
 セックスの数の減少。
 これも2人目不妊において大きな原因となります。

 お子さんが増えること、家族構成が変わることで夫婦生活の環境も一変します。
 『以前のように、気分がのらない…』
 これは多くのご夫婦に共通した意見ではないでしょうか。

4、ストレス
 年齢と共に変化するのが、ご夫婦をとりまく環境です。
 育児の悩み、お子さんの体調、生活リズムの変化、人間関係(ママ友やお仕事上のストレス)
 …など、具体的に挙げるとキリがありません。
 これらの要因は妊娠・出産以前には無かったものです。

 旦那さんのストレスも同様に変化しています。
 男性も同じく年齢と共に、職場環境やストレス、またはお仕事の内容なども
 変化しているでしょう。
 そして、ご夫婦のストレス・悩みは互いに影響し合います。

以上の要因・条件には、東洋医学で見ても共通した内容は多く見られます。

■東洋医学的な視点で【2人目不妊の原因となり得る要因を9項目】紹介しますね。

 1、1人目の出産時のできごと

 2、帝王切開の有無

 3、1人目の出産後の感染など

 4、出産・授乳による疲労・睡眠不足

 5、育児による生活リズムの変調

 6、夫婦生活の減少・セックスレス

 7、加齢

 8、ホルモンの乱れ

 9、原因不明

1、前回の妊娠・出産時のアクシデント
 先ほどにも紹介しましたが”大量出血”は産後の体質から見ても大きな出来事です。
 出血量が多すぎると、血液が常に不足がちな体質に定着してしまうこともあります。

 胎盤の剥離にかかった時間が長くなっても、産後の体質に影響を及ぼします。

2、帝王切開の既往歴

 帝王切開も一部の情報では2人目不妊に影響を及ぼす可能性があるそうです。

 子宮をメスを入れて切開することが、子宮そのものに影響を及ぼすのだそうです。
 
 確かに人の体は機械ではありません。
 
 いくら縫合して、傷は治った…とはいえ、
 ”胎児をとりあげられる位”大きく切開するのですから
 まったく影響を残さない…というのも、想像しにくいですよね。
 
3、1人目出産後の感染

 これは産褥熱やクラミジアなどの生殖器系の感染⇒炎症を意味します。
 
 産褥熱は、産道・子宮頸部・子宮内膜の炎症を招きますし
 クラミジアは、炎症を起こことで、卵管閉塞を招きます。

4、出産・授乳によるの疲労・睡眠不足

 育児・授乳は出産してすぐに始まります。

 昼夜問わず、赤ちゃんは母乳を必要とするため
 産後の養生…なんてことは在って無いような者かもしれません…

 長期にわたる妊娠期間に続く、分娩による体力の消耗は
 一般的に想像される以上の深刻なものです。

 そして、授乳。
 母乳を分泌することも、一般的には当たり前のようにとられていますが
 実際には、授乳はお母さんの身を削って行っている…といっても良いことです。お母さんの血液が母乳に変わっているので。
 
 当然、体調によっても、母乳の質も量も変わります。

 反対に母乳の分泌(授乳)は、母体の体力を消耗するお仕事なのです。

5、育児による生活リズムの変調・ストレス

 
 育児が始まると、すべてがお子さん中心の生活に変わります。
 
 このこと自体は悪いことはありません。

 しかし、お子さんのことに一生懸命になりすぎてしまうことで
 ご自身の生活のリズム・ペース配分を乱してしまう結果になりやすいと言えます。

 『お子さんのことが最優先…』

 これは母性の為せる大事な気持ちなのですが

 つい、ペースを見失い、母体を疲れさせてしまう…という難点もあります。

6、夫婦生活の減少・セックスレス

 お子さんが産まれ、家族が増えることで、変わるのは生活のリズムだけではありません。

 お互いパートナー同士の関上も変わるようです。

 一般的によく指摘されているのが・・・

 女性は妻としてのスタンスから、母親としてモードチェンジするということ。

 一方、男性はというと、女性ほどスムーズに”父親モード”にチェンジしにくいことが多いようです。

 夫婦生活の減少の原因のすべてが、この男女差によるものだとは言いませんが

 夫婦から、母親と父親になることへの変化には
 男女差があるということはイメージできるかと思います。

 これが性生活に及ぼす要因となるとさらに微妙な問題があるのでしょう。

7、加齢
 
 歳を重ねる…ということは、妊娠力の維持にとって、間違いなく影響を及ぼします。

 2人目不妊というからには、すでに妊娠・出産を経ていること。

 年齢を重ねていること

 この2つの要因はどちらも妊娠力にとってはマイナスに働きます。

 エイジング(加齢)は、単なる体力的な要因だけでなく
 内分泌系にも影響を及ぼす可能性もあります。

8、ホルモンバランスの乱れ
 
 加齢による、卵子の質の低下
 ホルモンバランスの乱れ
 などなどがみられやすくなります。

9、原因不明

 2人目不妊の原因を調べていくと
 必ずと言っても良いくらい目にするのが、この”原因不明”という言葉。

 『1人目のお子さんを妊娠・出産できたのに・・・なぜ?』

 この疑問は誰よりも、2人目不妊に悩むご本人が持っている悩みですが

 やはり不妊治療において、ひとつの原因が特定しにくいのだと思います。

以上、ざっと2人目不妊の原因となり得る要素をいくつか挙げて紹介いたしました。

2人目不妊のやっかいなところは、
上に挙げた9種の要因がどれも決定的ではないこと。

複数の原因が絡み合って、物理的にも、精神的にも
元々備わっている妊娠力の発揮にブレーキをかけている…
と、治療をしていて、そのような印象を受けます。

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今回は2人目不妊特有のハンデをピックアップしました。

このような特性・ハンデを見ると最初の妊娠に比べて、非常に不利な点に目が行きます。

年齢や環境の変化によるストレスなどは、そう簡単に改善できるものではありません。
出産時の出血量や帝王切開といった既往歴、これら過去のことは変えられるものではありません。

しかし、目を向けて欲しいのは、改善できる余地もあること。

たとえば、体質的な弱点。

この問題は違います。これは改善可能な要因といえます。

起こってしまった出来事は変えられません。

でも、その結果、生じた2人目不妊体質…これは養生やケアの方法によっては改善できるものなのです。

人は、つい表面上の出来事や結果(加齢や帝王切開・ストレスなど)に目を奪われがちですが、
その水面下で起こっていること(2人目不妊の体質)には、なかなか気づかないものです。
そして改善しやすいのは、結果よりも目に見えない水面下の体質です。

2人目不妊に悩む方にも、それぞれの悩みを持っています。
なかなか人には分かってもらえない悩みもあるでしょう。

大丈夫、私がいます。

あなたの妊活を応援します!

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