秋の味覚-くるみ



実りの秋ですね。
自然界でも、この時期木の実が冬ごもりする動物たちの栄養源となります。
栄養価が高く、しかもおいしいナッツは人間だって大好きです♪
今日はお菓子にもよく使われるナッツ、クルミ(胡桃)を取り上げてみましょう。

クルミの原産はヨーロッパ説やアジア説などいろいろありますが、
温帯地方にかなり古くから分布しているようです。
世界最古の食用木の実なんだそうです。
日本でも縄文時代の遺跡から出土されていますよ。

クルミの樹木は落葉高木で、とても背の高い木なんですね。
木材としても人気で、高級家具に使われます。
実は非常に硬い殻に覆われていますので、専用のクラッカーで割る必要があります。
殻付きよりも中身だけを包装したものを求めることが多いですね。
現在、生産国はアメリカや中国が多く、日本では長野県産が最も多いそうです。
カリフォルニア・ウォルナッツといってよく売られてますねぇ。

クルミの実を殻からきれいに取り出すと、脳の形とそっくりですよね。
そこで、中国では古来脳の働きをよくすると考えられてきたのですが、
現代になって実際成分を分析してみると、その効果が証明されたそうです!

クルミは”植物性の卵”と呼ばれるそうなんです。
滋養に富む、高エネルギー食品です。
確かに脂質が多いのですが、脂質といってもリノール酸やリノレン酸など、
浮飽和脂肪酸が多く含まれ、血中のコレステロール値を下げ、心臓病や動脈硬化、
ガンなども予防する働きがあります。

リノール酸は血液サラサラ効果、抗酸化作用が注目されていますね。
脂質を取ると太ってしまうのでは? と思ってしまいますが、
実は逆にメタボの予防にもなるんだそうです。
ただ、酸化しやすいので、できるだけ新しいものを求めましょう。
殻の色が薄いほど新しいそうですよ。
保存するときは、できれば殻付きのままがいいですね。

良質のたんぱく質も豊富で、トリプトファンという必須アミノ酸が多いのです。
これは精神安定や安眠などにも欠かせないものです。

他にも、カルシウム、鉄分などのミネラル、ビタミンB1、ビタミンE、
そして食物繊維もバランスよく含まれていて、女性にとってはアンチエージングや美肌効果も期待できる優れた食材なんです。
中国ではその昔、西太后も愛用していた”貴族の美容食”だそうです。

それでは漢方的に見ていきましょう。
性質は熱(温)性、潤作用があります。
臓腑では腎と肺に入ります。

東洋医学的な効能としては、
補腎固精、身体を補強、強精作用があります。
温肺定喘、肺機能を高め、喘息に効きます。
潤腸、つまり腸を潤し、便秘を解消します。

体質的には、熱性が強いので高血圧の方や陰虚体質の方には向きません。
下痢傾向の方も控えたほうがよさそうです。
それ以外の方でしたら大丈夫です。
とくに陽虚で冷え症の方向きですね。
食べすぎには注意すれば病み上がりや虚弱体質の方にもOKです。
息切れしたり、慢性の咳や喘息の方にもおすすめです。

少しずつでけっこうですので、常食すればとても効果が期待できる食材です。
私は自宅でつくるパンに必ず入れるようにしていますし、
市販のパンも、クルミ入りを選ぶようにしています。
香ばしく、口辺りも楽しく、毎日無理なく食べれますよ。
サラダやスープのトッピングにするのもよし、
炒め物もよし、和え物もよし。
簡単なところでは、砕いたクルミを納豆に混ぜるというのもいけます。
また、甘いお菓子の代わりにクルミやアーモンドなどのナッツ類をつまむと
とってもヘルシーなおやつになりますね。

腎臓によいクルミは妊娠力アップに効果が期待できます。
EDにもよいそうですので、ぜひご夫婦でお召し上がりください。

あなたの妊活を応援します!

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