【男性不妊】男性が一緒に治療を受ける意味とは?

杉花粉も治まり、花粉症で悩んでいらした方々には良い季節となりました、と言いたいのですが、黄砂が酷い毎日です。洗濯物も外に干せないし、車も汚れています。これからは、PM2.5もあるし、ブタクサの花粉もある。まだまだ大変ですが、もう少し頑張りましょう。

さて、今日のメルマガも男性不妊についてです。

「男性が一緒に治療を受ける意味とは?」

精液検査などでまったく男性不妊要因がなかったという方は
こういった疑問を持たれていることが少なくありません。

確かにそうですよね。
男性不妊ではないのだから、治療をする意味なんてない。
こう思われても至って自然だと思います。

でも当院でもそうですが
世の中では「不妊治療は男女一緒に!」と言われる事も少なくありません。

それはなぜでしょう?

一つは、タイミング療法にしても、人工授精や体外受精にしても
精子が必要とされる時のための体調を調えるということがあると思われます。

このメルマガの中でも何度もお伝えしてますが、
精子の状態は男性自身の体調と連動して
良くも悪くも変動しやすいものです。

ですから、いざという時に備えて
男性自身の体調を調えておくという事は
とても大切です。

東洋医学的な不妊治療には
生活習慣の見直しがかかせません。

これは、たいていの場合
ご夫婦どちらか一人でなんとかできることではなく
ご夫婦で互いに協力し合うということがとても大切です。

ご夫婦そろって治療をすることで
各々が生活習慣の見直しなどの養生を
指導・アドバイスされることになります。

ですので、お一人で治療を受けるよりも
数段、生活習慣の改善には効果的なのです。

つまり、妊娠しやすい身体になるための養生に対する
夫婦間でのやる気の温度差が少ないので
体質改善、妊娠への近道になるのです。

以前、夫婦二人で治療されていて妊娠された方のご主人の感想として、

「嫁の気持ちが少し楽になったかな」

と言われた事がありましたが、これ、とても重要です。
男性不妊があってもなくても、女性の負担が非常に大きいのが不妊治療ですから。

同じように治療を受け、
同じように生活習慣や体質の改善に取り組む
こういったことでもパートナーの気持ちを楽にすることは
できるという事ですね。

不妊治療は夫婦一緒にが基本!
男性不妊でなかったとしても、一緒に治療を受ける意味はある
というのは、こういうことなのです。

もちろん、
不妊治療への取り組み方はご夫婦によって違いますし
こうしなくてはならない!
ということはありません。

けれども、
何かしらの形で一緒にやっていくということは
妊娠しやすい身体作りだけでなく
お互いの理解を深めることや、精神的な負担軽減につながる
ということですね。

妊活中の男性のみなさん!
男性不妊であってもなくても、積極的に一緒に妊活しましょうね!

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