【身体を動かして妊娠力をアップする!】お尻を鍛えるトレーニング『ランジ』
例年だと、霰(あられ)が降ったりしている時期ですが、今年は10月なみに温かかったと思えば、寒かったり、と身体を壊してしまうような毎日が続いています。「大雪が降る」という噂もありましたが、今のところは、その気配もないのですが、まだまだ安心できません。
今回は、冬の温活にもなるし、
腰痛対策にもなるトレーニングについて、です。
お尻や脚といった下半身を鍛えておくと、
筋力低下による腰痛を防ぐことが出来ます。
施術をしていると、「実は腰痛に悩まれている」という方々が大変多いのを感じます。
多くは、ケガなどではなく、ホルモンバランスの崩れのために起こった
痛みによるものです。来院されるのが若い女性ばかりだからですが。
けれども、筋肉を鍛えることで、この痛みを緩和することができます。
筋肉が弱いために、普段の生活でさえ辛かったり、
疲れが溜まっているときには、腰にかかる負荷に筋肉がたえられず
痛みになって表れます。
もちろん、休息を十分に取ったり、痛くなったときに、こまめにケアをすることも大事です。
しかし、その前に、痛くならない身体を作ることも大事です。
みなさんが
「晴れて妊娠!」となったときには、急激な体重増加による負荷が身体にかかります。
「憧れの妊婦ライフ♪」を楽しむ為にも、今からある程度の筋力をつけておいて下さい。
とはいえ、下半身を鍛えるトレーニングは辛いものが多いので、
簡単に出来るものから始めていきましょう。
では、お尻を鍛えるトレーニング『ランジ』です。
1、大きく脚を前後に開きます。
2、背筋は真っ直ぐに、正面を見て、手は腰にあてます。
3、そのまま腰を下に落とします。
4、前の足の膝が90度になるようにします。
膝が前に出るようなら足幅が狭いので脚をもっと広げます。
膝が足より前に出ると、膝を痛める原因になります。
5、後ろの足も膝が90度になるようにして、
床に着くくらい、下げましょう。
6、呼吸は、下がるときに吸って、吐くときに立ち上がります。
7、回数は10回を目安にしてください。
けれども、辛くて膝が90度になるまで下げられないようならば
中止して反対側のトレーニングに変えましょう。
8、膝が90度になるまで下げられないトレーニングの回数を増やすよ り、しっかり90度になる回数を確実にこなして下さい。
また、10回以上出来る人はそれ以上続けてみてください。
90度が保てなくなったところで終了です。
反対側のトレーニングに変えましょう
9、左右交互にやってみてください。
基本姿勢が保てる回数を意識しましょう。
10、回数がこなせるようになれば、手に水を入れたペットボトルを持って
負荷をかけておこなってもかまいません。
このトレーニングは、ヨガでも多く取り入れられている動きですが、
筋力が弱いとなかなか立ち上がれません。
少しずつ続けていけば、出来るようになるので、このレッスンもどんどん楽しくなります。
家で気軽にできるトレーニングです。
腰が痛い人にも取り入れやすい動きです。
完全に腰痛が無くなれば、
スクワットはオススメですが、
まずは『ランジ』から始めて、
筋力アップにつとめてください。
筋力がつけば、生活も変わります。
慢性的な痛みから開放されたり、
普段の動作が安定してくるので、
自分の身体が軽くなり
身のこなしが違ってきます。
「自分がこんなにも動けるんだ!」と
知ったときは、まさに、
世界が変わる感じがします。
でも、トレーニングを止めると
元に戻るのですが・・・(^^;)
ぜひ、慢性痛に悩まされない
身体作りをしていってくださいね。
鍛え上げる身体作りではありませんので、
妊活にもちょうど良い運動量ですよ。
お尻や脚に筋肉がついてくると、
体温も維持しやすくなります。
冬の寒さ対策としても有効です。
暖房に頼る生活だけでなく、
自分の身体の力で温めることも大事です。